WDWには、写真に関連した複数のサービスが用意されています。この記事では、WDW旅行をする方々が目的に合ったサービスを選べるよう、フォトパスやメモリーメーカー、フォトパスレンズなどの内容・料金・使い方・おすすめポイントをそれぞれ紹介します!
※この記事はWDWに関するものです。カリフォルニアディズニーのフォトパスについて知りたい方はこちら!
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【一覧表】WDWのフォトパス・メモリーメーカー・フォトパスレンズとは
WDWで用意されている写真関連サービスは以下の5種類です。
- フォトパス(Disney PhotoPass Service)
- メモリーメーカー1day(Memory Maker One Day)
- メモリーメーカー(Memory Maker)
- フォトパスレンズ(Disney PhotoPass Lenses)
- フォトパスビデオメモリーズ(Disney PhotoPass Video Memories)
上記5サービスについて、まずは一覧表で要点をおさえましょう!
サービス内容 | 撮影する人 | 料金 | |
---|---|---|---|
フォトパス | フォトパススポットで撮影される写真・動画の内、ほしいものだけ購入 | カメラをもったスタッフ、アトラクションなどに設置された定点カメラ | 写真・動画の種類によって異なるが正式な料金表なし(1枚$18.95~など表記されているサイトもある) |
メモリーメーカー1day | フォトパススポットで撮影された1日の写真・動画がダウンロードし放題 | 同上 | 69ドル |
メモリーメーカー | フォトパススポットで撮影された30日間の写真・動画がすべてダウンロードし放題 | 同上 | 199ドル(パークイン3日前までに購入すると169ドル) |
フォトパスレンズ | アプリ内でオリジナルエフェクトをかけた写真が45日間撮り放題・保存し放題 | 自分(スマートフォン) | 15ドル |
ビデオメモリーズ | フォトパススポットで撮影された写真や自身のスマホのアルバム内の写真でオリジナル動画が作れる | フォトパスカメラマンor自分など | 動画自体は無料で作成できるが、メモリーメーカー(1day含む)を購入していないとダウンロード不可 |
各サービスの内容・利用方法・料金・データ確認期限
フォトパス・メモリーメーカー・フォトパスレンズの概要が分かったところで、一つ一つのサービスを詳細に見ていきましょう。
フォトパス(Disney PhotoPass Service)
WDW内に点在する撮影スポット(パーク内・アトラクションライド中など)で記録された写真・動画を、WEBやアプリ上で確認し、必要なデータだけを有料でダウンロードできるサービスです。
フォトパスの利用方法
- フォトパススポットに常駐しているキャストがカメラを持っているので、写真を撮ってもらう。
- 写真撮影の前後に、キャストが持っている機械へマジックバンドやマジックモバイルをかざすよう指示されるので、指示通りかざす。
- My Disney Experienceのアカウントにキャストが撮影した写真が同期される。(数十分~数日のタイムラグが発生することがあります。)
- My Disney Experienceへ同期された写真を確認し、撮影日から45日以内に、ほしいものだけ購入する。※有効期限が過ぎると、購入しなかった写真・動画データは閲覧できなくなります。
フォトパスの料金
写真等のデータをダウンロードしなければ、料金は発生しません。WDW公式チャットによると「価格表の用意はない」とのことで、実際のダウンロード画面での確認が必要です。
参考情報:データ1枚$16.95~と紹介しているブログなどが見つかりましたが、2019年の情報で、最新の金額は変更されている可能性があります。
写真データを現像したり、記念カードやグッズに印刷して届けてもらうサービスもあります。価格は選ぶ製品によって異なりますが、シンプルな現像であれば1枚$18.95~です。選択できるグッズやサイズ等の詳細は、フォトパスサービスの提携サイト“EZ Prints”のWEBページで詳しく見ることができます。
写真・動画データが確認できる期間
購入前の写真・動画データは、My Disney Experience上で撮影日から45日間確認・ダウンロードすることができます。
メモリーメーカー(Memory Maker/Memory Maker One Day)
フォトパスで撮影された写真や動画を、定額でダウンロードし放題なサービスです。
メモリーメーカーの利用方法
- My Disney Experience上でメモリーメーカーを購入します。
- My Disney Experienceへのパークチケットの連携がまだの方は、パークチケットを紐づける
- WDW旅行当日、入園したら自動的にメモリーメーカーもアクティベートされる(心配な人は近くのキャストさんなどにアクティベートされているか確認しましょう!)有効になってから30日間の写真・動画がMy Disney Experienceに連携されます
- パーク内での実際の利用方法は、フォトパスと同様
- 帰国後、有効期限内に必ずフォトパスで撮影された写真・動画をMy Disney Experienceから全件ダウンロードする
メモリーメーカーの料金
メモリーメーカーにはプランが2つあります。
- Memory Maker One Day($69):滞在期間のうち1日分のみダウンロードし放題
- Memory Maker($199):滞在期間中の全日程分の写真や動画がダウンロードし放題
写真・動画データが確認できる期間
ダウンロード期限は、撮影日から45日間です。メモリーメーカーを購入しても、写真や動画すべてをダウンロードしなければ、45日間で消えてしまいます。必ず帰国後等にダウンロードしてください!
フォトパスビデオメモリーズ(Disney PhotoPass Video Memories)
フォトパスビデオメモリーズは、フォトパスの写真や自身のスマホのアルバムに入っている写真、スマホでこれから撮影する写真を用いて、オリジナル動画が簡単に作れるサービスです。
フォトパスビデオメモリーズの料金
厳密にいうと、メモリーメーカーに含まれるサービスなので、一つの独立したサービスとは異なります。Memory Maker/Memory Maker One Dayの購入料金に対して追加で料金を支払わずに利用できます。
フォトパスビデオメモリーズの利用方法
フォトパスビデオメモリーズを利用するには、以下2つの条件を満たす必要があります。
- WDW公式アプリを利用する
- メモリーメーカーの有効期限内である
WDW公式アプリをインストールしたら、以下のどちらかの方法で、Disney PhotoPass Video Memoriesのバナーをタッチします。
どちらからの方法でバナーをタッチすると、ビデオメモリーを作成する画面に遷移します。
上記の通り、初回はわかりやすいチュートリアル画面が表示されます。2回目以降は、“Create Your Video Memory”をタッチすると、そのまま動画作成画面が開きます。
チュートリアル画面を見終えたら、実際にはいじりながら「こんなこともできるんだ~!」と楽しんで作っていくイメージでOKです。メモリーメーカーを購入していなくても、動画の完成までは使ってみることができます。
動画を作成したら即料金発生、ではなく、メモリーメーカーの購入案内画面に遷移しますので、安心して使ってみることができますよ!
フォトパスレンズ(Disney PhotoPass Lenses)
有料サービス“ディズニー・ジーニー・プラス(Disney Genie+)”に搭載されているセルフ撮影機能です。自分のスマホで、オリジナルエフェクトがかかった写真が撮影できます。
フォトパスレンズの利用方法
- ディズニー・ジーニー・プラスを購入する
- My Disney Experienceアプリのメニューから、Disney PhotoPass Lensesをタッチ
- 利用規約やスマホの設定等に同意し、利用開始
- 好きなエフェクトを選択して撮影し、保存ボタンを押してスマホに写真を即時保存する
My Disney Experienceアプリを起動してから、フォトパスレンズを使って撮影するまでの流れは、以下の記事でも画像を用いて説明しています。
フォトパスレンズの料金
ディズニー・ジーニー・プラス(1日15ドル)を購入していれば、別途料金が発生することはありません。利用開始日から45日間、フォトパスレンズ機能を利用できます。
写真・動画データが確認できる期間
フォトパスレンズは、フォトパスサービスやメモリーメーカーと異なり、アプリで撮影した写真をスマホに即時保存するので、確認期限などはありません。
【目的別】WDW写真サービスの選び方
WDW旅行の目的や、一緒に旅行する方との関係性によって、フォトパス・メモリーメーカー・フォトパスレンズの選び方を考えてみました!購入前にぜひ参考にしてみてください!
フォトパスがおすすめ:WDWが主目的でなく、滞在期間が1日程度
滞在期間が短い場合、気に入った写真のみを購入するフォトパスをおすすめします!
パークで過ごす時間が短いと、アトラクションのライドやキャラクターグリーティングが優先され、各フォトパススポットに並んで撮影するという時間があまり取れません。Memory Maker One Dayを購入してもよいですが、日本円で9,000円程度(1ドル130円時)というお金をかけて、数枚の写真を購入する、ということになりかねません。
キャラクターグリーティングの際にスマホを渡して写真を撮ってもらう&とても気に入った写真は後日フォトパスから数枚購入する、という方法をおすすめします。
メモリーメーカーがおすすめ:家族旅行/WDW長期滞在型
定額でフォトパスの写真や動画をダウンロードし放題なメモリーメーカー。このサービスがおすすめだと考えるのは、①家族旅行②WDWが旅行の主目的で長期滞在をする方、です。
家族旅行だと、どうしても撮影担当者が固定化されやすく、「誰かが写っている写真が少ない」という現象が発生しがちです。メモリーメーカー(1Day含む)を購入すれば、意識的にフォトパススタッフに撮ってもらう、という思考を取り入れることができ、思い出をたくさん残すことができます。
WDW長期滞在の方は、フォトパススポットを巡ってスポットごとのエフェクト全制覇!という楽しみ方も含めて、充実したパーク時間を過ごしてくださいね!
フォトパスレンズがおすすめ:スマホネイティブ世代×友人旅行
フォトパスレンズをおすすめしたいのは、スマホ世代の友人と一緒にWDW旅行をされる方!
フォトパスサービスやメモリーメーカーのよいところは、キャラクターや特殊フィルターがついた可愛い写真(かつ、第三者が撮影した写真)が手に入ること。スマホ世代であれば、My Disney Experienceアプリを使いこなし、フォトパスレンズを利用して、WDWオリジナルフィルターやエフェクトを使ってスマホで写真が撮れるので、十分満足できると思います。
記念撮影でお城を背景にしたり、広角撮影をしたりしたい場合は、フォトパススポットのキャストさんに、スマホを渡して撮影してもらいましょう!
第三者が撮ってくれた写真より、自撮りで自分の顔が見える状況で撮影した写真のほうが、盛れたりしますよね…笑
【オプション】記念旅行として特別な写真を残したいときは
これまで紹介してきた写真サービス4種類のほかに、特別な写真を残したい方向けのサービスがあります。
カメラマンを20分独占!Capture Your Moment
Capture Your Momentは、79ドルで20分間、専門のカメラマンを独占して撮影してもらえるサービスです。
- 各パークごとに予約が必要
- 20分間以上利用したい場合は、もうひと枠(20分間)追加で予約する必要あり
- 撮影時間10分前に各パーク指定の場所に集合
- 撮影自体は有料だが、写真のダウンロードについては、メモリーメーカーやWDWのフォトパス付年パス保持者であれば、追加料金なし
以下のリンクから、マジックキングダムのCapture Your Momentの詳細を確認できます。ほかのパークについて知りたい場合は、詳細画面下部から、別のパークを選択してください。
スタジオ撮影が追加料金なし!Disney PhotoPass Studio
Disney PhotoPass Studioは、ディズニースプリングス内にあるスタジオで撮影ができるサービスです。
- スタジオ専用背景や小道具、衣装などで記念撮影ができる
- 予約不要
- メモリーメーカー(1Day含む)を購入しているゲストは、Disney PhotoPass Studioで撮影した写真も、通常のフォトパススポットで撮影した写真と同様に追加料金なしでダウンロード可能
- メモリーメーカーを購入していないゲストは、Disney PhotoPass Studioで撮影した写真がMy Disney Experienceに追加されるので、気に入ったら購入できる
とんでもなくお得なサービスで、現地ではどの程度待ち時間が発生しているのか不明ですが…気になった方はぜひ利用してみてください!
50周年記念から継続中!Cinderella Castle Mural of Memories
こちらは有料ですが、バーチャルのシンデレラ城に、自身のフォトパス写真を壁画のように埋め込むことができる(そしてそれが3年間継続して見られる予定)、というサービスです。WDW50周年記念を期にリリースされたものですが、今も継続して行われています。
料金や操作方法は、個別の記事にまとめましたので、ご興味があればお読みいただけると嬉しいです!
まとめ
WDWにはゲストのニーズに合わせて、フォトパス・メモリーメーカー(1日間・30日間の2タイプ)・フォトパスレンズといったサービスや、専属カメラマンオプション・フォトスタジオ撮影などのコンテンツがあることがわかりました。有効期限や料金等の条件が少しややこしいですが、じっくり整理して最適なサービスを選択してくださいね!