【カリフォルニアディズニー】スターバックスの歴史・詳細と謎の1店舗_パークフード集

カリフォルニアにあるディズニーリゾートには、計3か所のスターバックスに加え、謎の1店舗が…!?この記事では、各店舗について、場所や営業時間、メニューをご紹介するほか、お店の成り立ちや、敷地内にある“秘密の1店舗”についてもまとめています!

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カリフォルニアディズニーで利用できるスターバックス3か所

カリフォルニアディズニーには3か所の利用可能なスターバックスがあります。

  1. ディズニーランド・パークのMarket House
  2. ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークのFiddler, Fifer & Practical Cafe
  3. ダウンタウン・ディズニー(パーク外)のStarbucks

パーク内のスターバックス2店舗は、“Starbucks”とは異なる店舗名であることにまず驚きます。ここからは、一つひとつの店舗について、詳細を確認していきましょう!

ディズニーランド・パーク:Market Houseの歴史と詳細

Market House
画像出典:Googlemapストリートビュー

ディズニーランド・パーク内のスターバックスは、Market House(マーケットハウス)という名前です。Starbucksという文字は一応書いてありますが、有名なアイコンが大きく掲げられていることはありません。(一見、スタバだとわからないですよね!)

歴史と魅力

Market Houseは、パークがオープンした1955年から存在します。当時はスターバックスではなく、コーヒーやペストリー(小麦やバターなどで作った焼き菓子等)の提供、雑貨店として営業していました。

2013年9月25日にリニューアルされ、カリフォルニアディズニーリゾートとしては2店舗目(1店舗目はカリフォルニア・アドベンチャー)のスターバックスとしてオープンし、現在に至っています。

1955年の開業当時から残っている「パーティーラインの会話が聞こえる受話器」「Potbelly Stove(だるまストーブ)」などの、もはや骨董品は、古くからのMarket Houseを知っているゲストからも受け入れられ、現在も大人気店舗となっています。

Market Houseの受話器

パーティーラインの会話が聞こえる受話器:パーティーラインとは、1800年代~1900年代の間“電話”という技術が進化する過程でとられたシステムです。以前は2~4世帯程度の集団で1つの電話回線を使うことしかできず、他の家あての電話も、受話器を上げれば盗み聞きすることができてしまう時代でした。その時代のように、Market Houseの受話器を上げると、他人の会話が聞こえてしまう、という状態を再現したものです。(画像出典:Disney Parks Blog“Market House, Serving Starbucks, Opens Today at Disneyland Park”

Market Houseのストーブ

だるまストーブ:オープン当初から置かれていて、今はストーブとしては使われていないものの、このお店を訪れるゲストが落ち着くために重要なアイテムだそうです。(画像出典:Disney Parks Blog“Market House, Serving Starbucks, Opens Today at Disneyland Park”

本件を調べるにあたり、Market Houseのさまざまな記事を読みましたが、Disney Food Blogさんの記事には、“Market Houseには3種類のライトがあって…”みたいなマニアックな話が掲載されており、特に細かくて好きでした(笑)よろしければ読んでみてください!

カリフォルニアディズニー公式サイトには、Market Houseの歴史などの詳細は書かれていませんでした。公式チャットに尋ねたところ、「シティホール」で教えてくれるよ!とのことでしたので、もし英語での会話に抵抗がない方は、聞いてみてください!

場所

Market Houseの場所はこちらの画像でご確認ください。また、カリフォルニアディズニー公式アプリの検索マークを押して、“Market House”と入れると、アプリのMap上でも見ることができます!

Market House
場所は、パークに入園しメインストリートUSAを少し進むと、右側にあります。

営業時間

Market Houseの営業時間は、朝8時から深夜0時30分までです。※閉店時間は、パークのクローズ時間の影響を受けます。直営ホテル宿泊者特典の、Early Entryを使用する方に限り、朝7時30分~利用できます。

メニュー・料金表

メニューや料金はこちら!(モーニングと、ランチ&ディナーメニューがあるのでご注意ください!)

Market Houseの100周年記念メニューは画像の2種類です。

Market Houseの100周年限定メニュー
  1. オーバーナイトオーツ:一般的にオーバーナイトオーツとは、オートミールに牛乳や豆乳、アーモンドミルクやライスミルクなどを加え、ひと晩浸しておいたものだそうです。こちらではココナッツミルクヨーグルトと書いてありますね!一味違うのでしょうか?
  2. アボカドトースト:トーストにアボカドスプレッドが添えてあるとのことです。

メニューの中に、Mickey Sugar Cookie(4.49ドル)というディズニーらしさ満載のデザートがありますが、カリフォルニア・アドベンチャーのほうの店舗にはなかったので、飲み物以外にも注文するようでしたら、ぜひお試しください!

カリフォルニア・アドベンチャー:Fiddler, Fifer & Practical Cafeの歴史と詳細

Fiddler, Fifer & Practical Cafe
画像出典:Googlemapストリートビュー

カリフォルニア・アドベンチャー・パークには、Fiddler, Fifer & Practical Cafeという名のStarbucksがあります。実はこの店舗が、カリフォルニアディズニーリゾートの1店舗目で、2012年6月15日にオープンしたそうです。

歴史と魅力

店舗の名前にある、Fiddler, Fifer & Practicalとは三匹のこぶた(1933年の作品)の名前で、Fiddler(フィドラー:次男、木の家を建てた)、 Fifer(ファイファー:長男、わらの家を建てた)、Practical(プラクティカル:三男、レンガの家を建てた)です。

このお店の歴史としては、1920年代に活躍した3人姉妹“シルバーレイクシスターズ”が、表舞台を引退した後に、そのコーヒーと音楽好きを生かして始めたお店という設定です。(実際に20年間の演奏活動を終えた後、ロサンゼルスのブエナ・ビスタ・ストリートでお店を開き、それをカリフォルニア・アドベンチャーで再現した、というもののようです。)

どうして3人姉妹のお店が、3匹のこぶたの名前になったのかというと、姉妹の名前がそれぞれ、ドリー(ヴァイオリン奏者)、ドッティ(フルート奏者)、エセル(ピアノ奏者)で、同年代に人気となった三匹のこぶたの愛称で呼ばれていたこと、また、エセルが三男のプラクティカルに似て堅実主義で、「コーヒーと音楽を生かしてしっかり安定・継続的なビジネスをしよう」と発案したからだそうです。

店内には、シルバーレイクシスターズの活躍時の写真や、音楽好きの姉妹ならではの装飾物が並んでいるそうですよ!

場所

Fiddler, Fifer & Practical Cafeの場所はこちらです。前述の方法で、アプリのMap上でも見ることができます!

Fiddler, Fifer & Practical Cafeの場所

営業時間

Fiddler, Fifer & Practical Cafeの営業時間は、朝8時から夜22時30分です。※閉店時間は、パークのクローズ時間の影響を受けます。直営ホテル宿泊者特典の、Early Entryを使用する方に限り、朝7時30分~利用できます。

メニュー・料金表

メニューや料金はこちら!(モーニングと、ランチ&ディナーメニューがあるのでご注意ください!)

Fiddler, Fifer & Practical Cafeの100周年記念メニューは画像の1種類です。

プラチナトライフル:チョコレートクッキークランブル、チーズケーキ、チェリーコンポート、チョコレートクッキームース、クレームフレーシュシャンティの層、クランチパールとチョコレートピース添え(トライフルとは、小さいパフェみたいなものですね。)

ディズニーランドパーク内のスタバにあったような、キャラクター名がついたメニューは特に見当たりませんでした。

ダウンタウン・ディズニー:Starbucksの詳細

ダウンタウンディズニーのスターバックス
画像出典:Googlemapストリートビュー

パーク外にはなりますが、ダウンタウンディズニーにもスターバックスがあります。こちらはパーク外ということもあって、店舗名はオーソドックスな“Starbucks”です。

歴史

Starbucks Downtown Disneyは2014年にオープンしたので、リゾート内では3店舗目になります。Starbucksという店舗名でリゾート内に店舗が出店されているのはここだけです。(パーク内は前述の通り店舗名が異なるので。)

公式Instagramを運営しているようなので、気になる方はご覧ください!

場所

Starbucks Downtown Disneyの店舗の場所は、ディズニーランドホテルとパークとのちょうど中間程度、World of Disneyの隣でした!

Starbucks Downtown Disneyの場所
画像出典:カリフォルニアディズニー公式サイト
Starbucks Downtown Disneyの場所
画像出典:Googlemapストリートビュー

営業時間

Starbucks Downtown Disneyの営業時間は、朝7時から夜24時です。※閉店時間は、パークのクローズ時間の影響を受ける可能性があります。パークを出る時間によっては、翌朝の朝食を買ってホテルに帰ることもできそうですね!

メニュー・料金表

メニュー表はこちら!(パーク外の店舗ということで、料金の記載はありませんでした。)

パーク内にあるStarbucks“謎の1店舗”とは…

この記事を作成するにあたり、パーク内の店舗位置を確認していたところ、Starbucks公式サイトにて「おや…?」という店舗がありました。

カリフォルニアディズニー公式サイトでスタバを検索した結果の画像

カリフォルニアディズニー公式サイトやアプリで“Starbucks”と検索するとヒットするのは、この3店舗のみです。

スタバ公式サイトでリゾート内の店舗を検索した結果

Starbucks公式サイトで、カリフォルニアディズー付近のスタバを検索したところ、なんと4店舗目が…!!???(カップのマークがついている場所が4店舗目です。)

この店舗について調べたところ、“キャストさん専用のスターバックス店舗”であることが分かりました!

上記画像は、下にGooglemapの航空写真を、上にスタバ公式サイトのマップ(緑のふちの画像)を重ねたものです。The Disneyland Story presenting Great Moments with Mr. Lincolnの後ろ、スペースマウンテンの近くに、スタバのピンが立っていますが、周りは車などが停めてあり、明らかにバックヤードです。スタバ公式サイトには、店舗名として「SECURE ACCESS Harbor Pointe」と表示されています。

公式チャットに確認したところ、確かにこれはキャストさんしか使えないスターバックスだということです。

実際の位置については、ピンが示している場所とちょっと異なるようです。Googlemap航空写真から見える緑のパラソル(前述の地図を重ねた画像右端)が、キャスト専用スタバとのことです。モノレールに乗ると一瞬見えるそうなので、要チェックです!(パラソルの部分が店舗であることの情報源はこちらのブログです!

キャストさん専用のスターバックスがあるなんて、アメリカではいかにスターバックスがメジャーで効率的な飲食店として確立されているかがわかりますね。

カリフォルニアディズニーのStarbucksでグッズを買う際の注意点

ふたり旅行記もWDW旅行時には、パーク内のスタバでエスプレッソカップを買いましたが、グッズを購入する際にはちょっとした注意点があります。

パーク内のスタバでしか購入できないグッズと、オンラインショップでも購入できるグッズとがあるため、購入するものを厳選するなら「パーク内でしか買えないもの」を選んだほうがよい、ということです。(気に入ったものをすべて購入する場合は、あまり深く考えずにお買い物を楽しんでください!)

画像出典:ショップディズニー(この画像以外にも、ショップディズニーで取り扱っているスタバグッズはたくさんあります!)

ショップディズニーの検索窓で、“Starbucks”と入れて検索すると、Starbucksに特化したグッズのページに移ります。こちらをクリックしても、スタバ特集ページが開きます!

ショップディズニーで販売されているものの中には、アメリカ以外への輸送はできないものもありますが、スタバグッズは全体的に海外発送も可能なもののようです!

ショップディズニーのスターバックス公式サイトへのバナー

あと、とても小さな情報ですが、スタバグッズは割れ物が多くなりがちなので、持って帰る際には割れないよう、タオルや衣類で包んでからキャリーに詰めることをお勧めします!

さいごに:Disney Parks Blogでパークの歴史を探索!

この記事を作成するにあたり、ディズニー公式ブログ“Disney Parks Blog”にて、“The Magic of Disney Parks Storytelling”というシリーズの記事が投稿されていることを知りました。これまで、ホーンテッドマンション、スプラッシュマウンテン、ラジエータースプリングス、トワイライトゾーンタワーオブテラー、Fiddler, Fifer & Practical Cafeが特集されています。

カリフォルニアディズニーにこれから行かれる方、昔行ったけど改めて歴史が知りたい方はぜひご覧ください!

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