日本から、フロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)を訪れるまでには、飛行機の乗り継ぎが発生します。この記事では、羽田空港発→シカゴ・オヘア国際空港経由→オーランド空港着のルートについて、到着までの流れや、乗り継ぎ時間を40分間にできた、失敗しない乗り継ぎ方法などを、細かく解説していきます。
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失敗しないシカゴ・オヘア国際空港での乗り継ぎ方法まとめ
シカゴ・オヘア国際空港での乗り継ぎ時間が短く、不安な方にはぜひ参考にしていただきたい、時短テクニック6つをご紹介します。
- 羽田空港チェックイン時にプライオリティタグを付けてもらう
- 国際線機内でCAさんに相談し、出口に近い席に移動させてもらう
- 移動した席の隣の人にも、すぐに出られるよう協力してもらう
- 乗り継ぎ空港で自分の荷物がすぐに見つけられるようにする
- さまざまな旅行ブロクやインスタをみて乗り継ぎ方法を予習する
- 乗り継ぎルートは基本小走り
実際に乗り継ぎが40分になったテクニックですので、ぜひご活用ください!
【乗り継ぎ基本情報】WDWがあるオーランドへ飛行機で行く方法
シカゴ・オヘア国際空港での乗り継ぎについて解説する前に、まずはWDWのあるオーランド空港まで、東京から移動するための基本的な手続きについて確認していきます。
【フライト時間】羽田・成田からオーランド空港まで約17時間
羽田空港や成田空港(この2つの空港をまとめて東京発と表現することが一般的)から、オーランド空港までの総移動時間は、だいたい17時間程。内訳は下の図のとおりです。

オーランド空港までの約17時間の内訳
【乗り継ぎ時間】海外旅行経験が浅い場合は2時間半以上が安心
乗り継ぎにかかる時間に関して、旅行代理店の方に伺ったところ、
- 海外旅行初心者の場合、各航空会社が定める最低乗り継ぎ時間+1時間はあったほうがよい
- 海外旅行に慣れている場合は、最低乗り継ぎ時間が確保されていればOK
とのことでした。
JALの場合、シカゴ・オヘア国際空港にてアメリカ国内線へ乗り継ぐ場合、最低乗り継ぎ時間は90分と規定されています。JAL以外の航空会社も、だいたい85分から90分で最低乗り継ぎ時間が設定されていました。
このことから、シカゴ・オヘア国際空港で乗り継ぎをする場合、海外旅行経験があまり無いかたであれば、90分+1時間で、2時間半は乗り継ぎ時間を確保して、チケットを予約する必要があります。
【経路】乗り継ぎ空港は、選ぶ航空会社・経路により多数
ミッキーネットさんにて、東京からWDWがあるオーランド空港までの経路を検索しました。
東京→オーランドまでの乗り継ぎ空港
- ダラス・フォートワース国際空港(東京から約12時間)
- ロサンゼルス国際空港(東京から約10時間)
- メトロポリタン国際空港(東京から約12時間)
- (アトランタ)ハーツフィールド国際空港(東京から約12時間)
- モントリオールトルドー国際空港(東京から約12時間)
- トロントピアソン国際空港(東京から約12時間)
- シカゴオヘア国際空港(東京から約12時間)
- フランクフルトマイン国際空港(東京から約12時間)
- シアトルタコマ国際空港(東京から約9時間)
【航空券】自力で予約・乗る便を選んで予約を依頼・旅行代理店におまかせの3通り
航空券を手配する方法は、大きく分けて3通り。
- 自分で航空券の予約サイト(航空会社公式サイトや格安航空券予約サイトなど)にて検索し、予約する
- ミッキーネットなどの予約代行会社のサイトから乗りたい便を検索し、予約手続きを代行してもらう
- 旅行代理店に出発地や時間等の希望を伝え、便の検索から予約まで代行してもらう
自分で航空券の予約手続きをする程、手数料は安くなります。大手旅行代理店におまかせの場合、乗り継ぎの日本語サポートが乗り継ぎ空港で受けられるなど、安心のサービスが用意されていることもあります。
【出国入国手続き】パスポート・ESTA・税関申告書の準備
アメリカへの渡航には、下記3つの準備が必要です。
- パスポート(航空券の予約氏名がパスポートと同じ綴りの氏名でないとNG)
- ESTA(エスタ)登録と承認画面のコピー(ビザ免除の代わりに導入された電子渡航認証システムで、登録してから90日間有効)
- 税関申告書(アメリカ入国理由や入国後の滞在先、所持品などの申告を行う)
在日米国大使館が公表している、ESTA申請公式サイトからの登録がおすすめです。
【乗り継ぎ詳細解説】羽田→シカゴ・オヘア→オーランドの流れ
ここからは、羽田空港からシカゴ・オヘア国際空港を経由し、オーランド空港に到着するまでの流れを、各工程に分けてご説明していきます。
乗り継ぎの流れ1:羽田空港国際線ターミナルでチェックイン(出国手続き)

【引用】羽田空港HP出発手続き
羽田空港第2・第3ターミナルにて、国際線のチェックイン並びに出国手続きを行います。
- チェックイン(機内自席に持ち込む以外の預け入れ荷物をここで預ける)
- セキュリティチェック(金属や液体・刃物などを所持していないか確認)
- 税関検査(100万円以上を持ち出す場合などはここで申告)
- 出国審査(パスポートなどを確認されます)
乗り継ぎの流れ2:搭乗時間になったら国際線航空機へ搭乗・機内で乗り継ぎ準備

羽田空港のエポスカード所持者専用ラウンジで朝ごはん
搭乗時間になるまで、クレジットカードの特典などで専用ラウンジがある方は、空港の専用ラウンジで朝食をゆったり済ませることが可能です。

航空券のグループが1,2の人は搭乗可能、3〜5の人は呼ばれるまで待ってね、の看板

航空券の中央少し右寄りにグループが記載されている
搭乗時間になったら、航空券に記載があるグループにしたがって、順に登場していきます。
無事に飛行機が離陸し、シートベルトサインが消えたら、荷物を出してもOKのサイン。税関申告書の記入や、乗り継ぎ順路のイメトレを行ってから自由時間に入るのがおすすめです。
乗り継ぎの流れ3:シカゴオヘア空港での乗り継ぎルート
JAL公式サイトの、シカゴ・オヘア国際空港での入国手続きページが非常にわかりやすく、おすすめです。
シカゴ・オヘア国際空港に到着してからの流れ
- 日本からの到着は一律シカゴ・オヘア国際空港の第5ターミナル
- 飛行機出口から降りたら下り坂を歩いて『1.入国審査』へ
- 『1.入国審査』にてパスポートと税関申告書を提示し係員のOKをもらう
- 『2.荷物受け取り』で必ず預け入れ荷物をベルトコンベアから探し出し、『3.税関』へ
- 『1.入国審査』で税関申告書を1回見せたが、2次審査として『3.税関』でも税関申告書を提示
- 2次審査もOKをもらい、今度はアメリカ国内線へ荷物を預けて、国内線搭乗口のある第1ターミナルへ移動します。(徒歩では行けないくらい遠い距離のため、モノレールで移動します。モノレールが工事中の場合、バスでの移動となります。)
乗り継ぎの流れ4:シカゴオヘア空港第1ターミナルからアメリカ国内線航空機へ搭乗
ターミナル間移動用のモノレールもしくはバスに乗り、第1ターミナルへ移動したら、電光掲示板を確認し、自分が乗る便の搭乗ゲートを確認します。
第1ターミナル内での移動も長く、コンコースBもしくはCという搭乗口まで、地下の動く歩道での移動を行います。
乗り継ぎの流れ5:国内線航空機でオーランド空港に到着
オーランド空港に到着したら、荷物を受け取るターミナルA・Bに移動します。モノレールがありますので、そちらに乗って移動しましょう。

オーランド空港で飛行機を降りたらこのモノレールで荷物受け取りのターミナルへ
【必読!】最短40分でシカゴ・オヘア空港乗り継ぎを成功させた方法
乗り継ぎを含めたオーランド空港への流れを一通りご説明しました。ここからは、シカゴ・オヘア国際空港での乗り継ぎが40分間で完了した、6つの時短テクニックをご紹介します!乗り継ぎ時間が1時間半ちょっとになってしまった方、乗り継ぎに失敗しそうで不安な方、ぜひチェックしてください!
おすすめの乗り継ぎ方法1:羽田空港チェックイン時にプライオリティタグをつけてもらう
羽田空港でのチェックイン(機内持ち込み以外の預け入れ荷物を預ける手続き)にて、プライオリティタグ=乗り継ぎ空港で荷物が優先的に受け取れるタグをつけてもらいました。
このタグは、ビジネスクラスの利用者やクレジットカードの特典がある方につくタグだそうで、実際にシカゴでの乗り継ぎの際、ファースト・ビジネスのレーンからすぐに荷物が出てきました!このタグがない場合、大勢の荷物と一緒に30分以上荷物を待つことになりますので、大幅な時短となりました。
チェックインの空港スタッフのかたへ、
- 海外旅行が初めてで乗り継ぎが不安なこと
- ユナイテッド航空の都合で予定の便が欠航となり、代わりに用意された便の乗り継ぎ時間が、最低乗り継ぎ時間の1時間半とほぼ変わらない1時間33分であったこと
の2点(どちらも事実)を伝えたところ、プライオリティタグを付けてくださいました。タグの存在を知らなかったので、本当に相談してよかったと思います。
おすすめの乗り継ぎ方法2:国際線機内でCAさんに相談し出口に近い席に移動させてもらう
国際線に搭乗したあと、CAさんに乗り継ぎ時間が短く不安であることについて、相談をしました。すると
「着陸前に、出口に近い席に移動できるよう手配することが可能です」
と、少しでも早く飛行機から出られるよう配慮してくださいました。着陸前30分程になると、CAさんが迎えに来て下さり、移動先の席へ案内してくださいました。
空き席がない場合にはできない対応だと思いますが、本当に時短になりました。
おすすめの乗り継ぎ方法3:移動した席の隣の人にもすぐに出られるよう協力してもらう
移動先は1人分の空き席で、隣に他のお客様が座っている、という席でした。(同行者とはバラバラの位置になります)隣の方々には、CAさんが事情を説明してくださっており、飛行機着陸後、私達が早く出られるように、道を開けてくださいました…。本当に感謝です。
おすすめの乗り継ぎ方法4:乗り継ぎ空港で自分の荷物をすぐに見つけられるようにする

ダイソーで購入したキャリーバンド
空港の荷物受け受け取りレーンから自分のキャリーを探す際、目印が無いと絶対にすぐに探し出すことはできません。ダイソーで購入したキャリーにつけるベルトを付け、遠くからでも気づくことができました。
おすすめの乗り継ぎ方法5:さまざまな旅行ブログ・Instagramを見て乗り継ぎ方法を予習
シカゴ・オヘア国際空港の乗り継ぎルートについては、解説をされている方が沢山います。写真が豊富なブロクでイメトレをしたり、インスタのコメントで質問をしてみたり、情報収集を徹底して行いました。
CAさんに乗り継ぎ時間が短いことを相談してみる、という方法も、ブロクやインスタを参考にしたものです。
おすすめの乗り継ぎ方法6:乗り継ぎルートは基本小走り
様々な乗り継ぎ時間短縮方法を持ってしても、最後は自分の体力勝負。乗り継ぎに失敗して、飛行機の変更料金を払うのは絶対に嫌だったので、乗り継ぎの間ほとんど小走りでした。笑
失敗しないおすすめの乗り継ぎ方法まとめ
最後にもう一度、シカゴ・オヘア国際空港での乗り継ぎ時短テクニックのおすすめ6つをまとめます。
- 羽田空港チェックイン時にプライオリティタグを付けてもらう
- 国際線機内でCAさんに相談し、出口に近い席に移動させてもらう
- 移動した席の隣の人にも、すぐに出られるよう協力してもらう
- 乗り継ぎ空港で自分の荷物がすぐに見つけられるようにする
- さまざまな旅行ブロクやインスタをみて乗り継ぎ方法を予習する
- 乗り継ぎルートは基本小走り
実際に乗り継ぎが40分になったテクニックですので、ぜひご活用ください!